歴史は深いけど見識は…。カーフィルムの世界

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業界トレンド by カーデマガジン

一般カーオーナー様向けウェブメディア「カーデマガジン」と連携し、プロも押さえておきたいニュースをお届け。まずはコンプラ議論を呼んだゴーストフィルム関連から。

登場以降、業界内外で賛否の議論を巻き起こしたゴーストフィルム。

議論の焦点となっている保安基準の適合可否はもちろん、そもそものカーフィルムの有用性や国内のみならず世界的な市場概況まで、改めてゴーストフィルムやカーフィルムの魅力をゴースト生みの親であるブレインテック宮地代表に教えてもらいました。

カーフィルムのことを改めて一般カーオーナーに知ってもらいたいというのが本記事の意図するところですが、同時にカーフィルムはプロにおいても独学施工者が多く、なかなか共通の知識・見解を共有する機会が限られている部分も。

記事では、法規や車検を取り巻く環境についての前編、安全性や遮熱性能など素材の機能や海外事情に言及した後編と、サッと読み流せる内容ではありませんが、逆にいうと業界のプロの方が読んでも読み応えがある内容ではないかと思いますので、カーフィルムへの理解を一層深める入り口としてご参考になれば幸いです。

中でも、一施工者として私も興味深く拝聴したのが、遮熱性能や安全性といったフィルムの機能性。元々業の歴史的にスモーク(目隠し・ファッション性)が重視されてきたカーフィルムだけに、いまだに機能性に関しては業界全体としても「ふわっ」とした見識が多いのではないでしょうか(少なくとも30年弱施工している私はそうでした…)。

一方で、飛散防止だけでなく防眩という点からの安全性向上への寄与、赤外線カット率など実際に即さない部分がある数字が重要目安になっている遮熱性能など、記事の中からだけでも改めてフィルムという素材技術の奥深さを感じました。

プロショップとして今後もその機能を売りにカーフィルム施工を呼びかけていく以上は、メーカー程ではないにしても一定の「科学的根拠に基づいた特性」をお客様に説明できるように改めて勉強しなければと思った次第です。

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サービスとしてまだあまり知られていない「ディテイリングの世界」

専門プロの技量が光るコーティング、技術進化著しいペイントプロテクションフィルム(PPF)やラッピング、かつてのスモーク一辺倒から機能性追求に姿を変えた遮熱やUVカットに優れたカーフィルム…。
米国では「オートディテイリング」、日本では「カーディテイリング」として、クルマの美しさ・快適さを演出する様々な製品・技術が、こだわりを持ったディテイラー達によって培われ、進化し続けています。

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