▷窓口はラッピング屋さん? カラーPPF本格普及へ
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“新たなラッピング”フィルムに業界トッププロが注目…NKODAカラーPPF技術交流会 - C... - CARDE MAGAZINE(カーデマガジン) - カーディテイリングの今が分かる、カーディディリング専門ウェブメディア |
日本カーラッピング協会様で新たに専門部会が立ち上がったカラーPPF。お求めやすい価格設定で50色超のカラーラインナップを誇る中国NKODAカラーPPFの技術交流会(NKD JAPAN様開催)にお邪魔してきました。
NKODAカラーPPF自体は、CARDEマーケットプレイスにもソフト99オートサービス様から既にご出品いただいており、私も施工で使用したこともあります。記事でも記したようにラッピングフィルムとの価格差が従来のカラーPPFよりも縮まってきたこと、それでいてラッピングとはワンランク違いを感じるグロス感…。カーオーナー視点では、ラッピングと比較した際の価格・質感・機能性の一長一短ありつつも、パーツ・用途によってはカラーPPFがとても有力な選択肢になってきたのではないでしょうか。
一方で施工者視点では、今後の広がりを見据えるとまだまだ紆余曲折ありえそうかなとも…。
というのも、カラーPPFは名前分類的にPPFの1ジャンル感がありますが、一方で顧客層という点では「透明PPF=洗車やコーティングの延長=ディテイリングショップ」、「カラーPPF=カラーチェンジ(カスタム・装飾)の延長=ラッピング施工店」と、どちらかというとラッピングに近いように見えます。そのためカラーPPF自体が普及していくためには、現在のラッピング施工者がどれだけ取り扱うかも重要になってきそうな様子。
ただその場合、技術的にも設備的にも「ウェット施工」というのが1つのハードルになりそうです。私の場合、幸い透明PPFもある程度の施工経験があり、むしろ個人で施工しているためむしろウェットの方が貼りやすい(糊ズレやラインを起こしにくい)とさえ感じます。ただ、PPF未経験のラッピング施工者の場合、透明PPFも含めてウェット施工の設備・技術を整えるのか、ドライ施工のみの環境のままでドライ型カラーPPF(FlexiShield・コスメティックPPFなど)を使用するのかは選択が分かれそうなところ。
実際、交流会にお邪魔した際も、NKODAカラーPPFの扱いやすさを評価する声が聞こえる一方で、ドライ貼りとの差異に思案する姿も見受けられたので、この辺りは今後どんどん新製品が出てくるであろうフィルム側の進化と合わせてチェックしていきたいところです。
元記事はCARDEマガジンに掲載中
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